ssb【000】ネガティブな事をポジティブに　武器に変える

あなたは人生の中でつらかった事
悲しかった事
今の自分に大きな影響をあたえた出来事ってありますか？

こんにちは！伊藤です。

前回、ある事柄には良いも悪いもないんだ。という話をしました。
今回はそこからさらに一歩ふみこんで

ネガティブな事をポジティブに変えるだけでなく
さらに「武器」になるんですよ！

というお話です。

自宅でマッサージの仕事をしているAさんがこんな事を言っていました。

自分は離婚して、一人で子どもを育てたんだけれども
それはそれは大変だった…。

そして、そんな時に軽い気持ちで行ったお試しマッサージに感動し
助けられ、それがきっかけとなって今の自分がいるんだ…と。

離婚、シングルマザー

Aさんはその当時とても大変だったでしょうし
そのことに「負」のイメージ「ネガティブ」なイメージを持っていました。
その当時の話はできれば話したくない…。
周りの人には知られたくない…。

そう思っていたようです。

でも、よく考えてみて下さい。
それは「負」の側面ばかりではないんですよ。

同じような「離婚」「シングルマザー」という立場の人
そういった人の気持ちを理解し共感する事ができますね！

これはポジティブなことです。

同じような境遇の人について
「理解し共感できる」ということは「武器」になるんです！

知られたくない事かもしれない
おおっぴらにしたくない事かもしれない
だけれども
それをオープンにした時に
さらけ出した時に
その「離婚・シングルマザー」という
「負」の意味付けをされた事柄は
「正」に転換されるんです。

Aさんは自分の経験から
離婚やシングルマザーになった人の気持ちを分かってあげられる
そしてそれを自身のマッサージという仕事をとおして
癒す事が出来る。

そうしたらそういったシングルマザーの人が
Aさんに共感して頼ってきてくれるかもしれません。

これは紛れもなくAさんの強みになるんです。

ただ
「私はマッサージをやってます」
という人と

「私は自分のこういった経験から
　つらい思いをしている人を癒してあげたい
　だからマッサージをやっています」
という人と

あなたはどちらの人にマッサージをしてもらいたいですか？

特に、同じような境遇のシングルマザーの人がいたら
当然、Aさんのような人にマッサージをうけて
ついでに悩みを聞いてもらえたらうれしい…
と思うでしょう。


あなたがもし
過去に経験したつらい事、悲しかった事があったら
勇気をもってオープンにしてみて下さい。
さらけ出してみて下さい。

その瞬間にあなた自身も癒され
そしてそのつらかった事、悲しかった事は
同じようなつらさを抱えている人
同じような悲しみを抱えている人へ
勇気を与えるメッセージになります。

いきなりさらけ出すのは難しいかもしれません。
最初は思い出して言葉にすることからはじめて見て下さい。

…こういった事があった。
…そのときにこんな気持ちになった。
…それは今の自分にこんな影響を与えている。


それではまた。