ssb【000】もし主人公が親を○してしまったら?!〜メリダとおそろしの森 仕掛ける側の視点
公開日:
:
最終更新日:2014/06/03
小さなお店のバイブル 集客・開業・開店, 番外編
![]() |
先日「メリダとおそろしの森」を見ました。
映画ではこうなったけど、もし○○だったら?そんなことを考えました。
こんにちは!伊藤です。
※ネタばれ注意
「メリダとおそろしの森」では
メリダが魔女にもらったケーキをお母さんが食べて熊になってしまいました。
そこで熊になったお母さんとお父さんの対決があるわけですが
映画ではなんとかそこをかいくぐって話が続くわけです。
妻がこんなことを言いました。
「ここでお母さんがお父さんに撃ち殺されちゃったらどうなったんだろうね?」
子供向けの話としてはありえない筋書きですが
長編小説や少し大人向けの話であれば
たしかに話の流れ的にはそれもありかな?
ただ、そうするとメリダは「主人公」ではいられないのではないかな?
とも思いました。
例えば「スターウォーズ」における「ダースベイダー」のようなものです。
つまり
「スターウォーズ」での本編に対し
「ダースベイダー」の幼少期の話がエピソードとしてある。
そんな
「エピソード」にしかメリダの話はならないのではないか?
ということです。
例えば本編に出てくる主人公の祖母としてのメリダとか
主人公の敵役としてのメリダとか…。
どういう事かというと
お父さんがお母さんを殺してしまったら
間接的とはいえメリダがお母さんを殺したに等しいわけです。
物語を見せられるものにとって
「親殺し」は主人公にはなり得ないのではないか?!
もし主人公になれたとしても
「ダークヒーロー」
であって一般的にはあまり人気が出そうにないだろうな…
なんて思いました。
という事を妻に答えたら
「そんなまじめな話じゃなくて
ただどうなるか想像して面白いことを言ってくれればいいんだよ!」
「つまらない~!」(;^_^A
・
・
・
観る人というのは
突拍子もない事を想像して楽しむ事もあるんですね…。
ただ私の見方というのは
「クリエーターの視点で考えている」
という事なんです。
つまり「仕掛ける側の視点」とも言えます。
こういったものを発信したら
観る人にどう受け取られるだろうか?
あるいは観る人はどう感じるだろうか?
こういった視点は
お店にあっても、とても重要ですね!
なぜならお店というのは
お客さんに対し「提供する側」であり
すなわち「仕掛ける側」であるからなんです。
「お客さんにどう受け取られるだろうか?」
この考えがなければ
何かを企画したとしても
独りよがりな企画になる可能性が高いです。
「私はこういったものを提供したいんだ!」
そういった想いはとても大切ですが
一歩引いて
ではそれはお客さんにどう受け取られるだろうか?
そう考えてみる事も重要です。
あなたも「仕掛ける側」として
どうお客さんに受け取られるか?
考えてみて下さい。
また実際にお客さんに聞いてみる事ができれば
答え合わせもできますね!
それでは。
関連記事
-
-
ssb【000】RENT(レント)リアル伝説と熱狂的なファン
家族が大切だと言うなら家族と過ごす時間の割合が多かったり家族にかけるお金が多くないとおかしいです
-
-
ssb【000】ナイスバディは好きですか?〜コール・ミー・メイビー
最近よく聞いているお気に入りの曲があります。 ポップでノリが良くて元気が出る感じが好きです!
-
-
ssb【000】価格と価値 心のありかた(マインドセット)
こんにちは!伊藤です。よく店主から「ちょっと高いのでお客さんに申し訳ない」とか「安くないと来
-
-
勝手に【名言】不安は減らない…今できる事を精一杯する事でしか
不安は減らない…今できる事を精一杯する事でしかこんにちは!伊藤です。お店をやっている、あるい
-
-
ssb【000】あなたは奇跡を信じますか? 〜言葉のちから〜
呪文、魔法、奇跡、祈祷etc…。呪文を唱えると嵐がおきたり魔法で空を飛んだりなんていうのはフ
-
-
ssb【000】売り上げアップ3つの方法
こんにちは!伊藤です。前回「目標設定」のお話しをしましたが売り上げアップをするためには具体的
-
-
ssb【000】産地の表示は今やアピールでは無い!?
ブランド牛って好きですか?飛騨牛、信州牛、松阪牛…etc。 牛以外にもありますね。 いち
-
-
ssb【番外編】日本のマーケティングはここから始まった?! 〜竹田陽一 ランチェスター戦略
竹田陽一さんは、1983年に「ランチェスター経営」という会社を創業し以来、中小企業のコンサル
-
-
【ssb】サプライズ 〜ファンを作る仕掛け〜
こんにちは!伊藤です。先日、お祝いということで昼食にちょっと小洒落たカフェに行ってきました。
-
-
ssb【000】映画「ホビット 思いがけない冒険」〜ひとりの力
※この記事を書いたのは2013/01/27です ホビット 思いがけ