ssb【000】ラーメン屋さんが潰れました…
公開日:
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最終更新日:2014/06/20
小さなお店のバイブル 集客・開業・開店, 飲食店のこととか
近所のラーメン屋さんが潰れました…。
開店してから半年ほどでしょうか。
こんにちは!伊藤です。
このラーメン店は通称広域農道と呼ばれる松本の市街地から
安曇野、穂高方面へ向かう主要道路沿いにあって
立地はかなり良かったと言えるでしょう。
そんな立地ですから、何で見たからということもなく
一度は行ってみようと思い
実際に開店して1ヶ月ほどしてから妻と行ってみました。
スタッフは2人でしたが、2人で回すにはちょっとお店が広いのではないか?という印象。
ラーメン以外にも定食などがメニューに沢山並んでいました。
日常的に使って欲しい…
そんなお店の思惑があったのでしょう。
とりあえずラーメンを食べました。
味は特に美味しいわけでもまずいわけでもなく
これといった特徴のない店だったと思います。
妻に「もう一回来たいと思う?」
と聞くと「来なくてもいいんじゃない?」
という返答。
「じゃあ次回使えるクーポンがあったらどう?」
と聞くと
「そしたら行くかもね…」
感じからするとクーポンをつけたら絶対に行くという訳ではなくとも
50%くらいは行くかもといった様子でした。
このときふっと思いました。
クーポンって敗者復活戦のようなものだな…って。
どういうことかというと
一度行ってみて特に良かったと思わなかった場合にも
もう一度来てもらえるかもしれないチャンスをクーポンは作っている。
一度でお店の魅力に気づいてもらえなかった場合にも
もう一度お店の魅力に気づいてもらうためのチャンスを得られる。
例えば先ほどのラーメン店なら
クーポンをつけていたらもう一度行ったかもしれない。
もう一度行ったら今度は違うラーメンを食べて美味しいと思ったかもしれないし
定食を食べて美味しいと思ったかもしれない。
もしそうであれば2回が3回になり
4回になり…という可能性も出てくる…。
ということです。
小さなお店のオーナーって
クーポンとかそこまでやらなくても…とか
割引やサービスしたりしてお客さんに来てもらうのは邪道だ!
というような考えの人が結構います。
しかしこんな考え方をしたらどうですか?
クーポンってお店の魅力に気づいてもらうチャンスを
最初の1回だけ…から
2回、あるいは1.5回程度にしてくれるものなんだ…
ってこと。
あなたのお店の魅力を伝えるチャンスが
クーポンをつけることで
1回から1.5回に増えるんですよ!
ということ。
特に新規開店というと
それだけで一度は行ってみよう
という人が多いので
はっきりいってチャンスなんですが
逆にそこを何もしないで過ぎてしまうと
取り返しがつかない…。
あなたのお店もクーポン
試してみてはいかがですか?
それではまた。
追伸1
広告につけるクーポンと一度来て頂いたお客さんに渡すクーポンではまったく意味合いが違います。今回のクーポンは来て頂いたお客さんが次回使えるクーポン。
追伸2
大衆店(日常的に使ってもらえるようなお店)を目指すならスピードが大切。このお店はスタッフが少なすぎたかもしれませんね。
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